昔から国内・国外問わず流行ってたり、イケてたり、単純に気になったりしてるサービスを趣味で調べてるので、メモ代わりに書いてく。
食×ITの分野って、インターネット上に料理方法や口コミを探せる物はもう飽和状態だと思ってます。
ただ実際のオフラインのかけ合わせで、まだまだイノベーションがまだまだ起こせる分野だと思ってるので、最近の食×IT×不動産で気になるサービスをまとめるよ。
会社名:クラウドキッチンズ
本社 :アメリカロサンゼルス
調達額:436億円
ざっくり内容:あのカラニックさん(Uberの元CEO)が立ち上げた、
店舗も持たず、ネット注文だけを受け付けて、キッチンだけを貸し出してあげるサービス。キッチン版WeWorkみたいな感じ。
Uber EatsやGRUB HUBとか、日本でいうと出前館とかLINEデリマとかフードデリバリーが盛んになったからこそできるサービス。
飲食店は、物件選び、キッチン、保存方法、調理器具、店舗内装、集客、現金管理、調理、メニュー開発等やることが多く、初期投資がかかる。
飲食店を立ち上げたい人は、クラウドキッチンを利用する事でまずは美味しい料理を作る事に専念できるってわけだ。
メニュー自体が受けるか、お客さんはどういった味を求めてるか、リーンスタートアップ的な手法が飲食店でもできる部分は魅力。
「食材の保管も調理も、意外とスペースが必要なんだなというのは、実際に始めてからわかりました。『6curry』は新鮮な野菜を使うので、その分冷蔵庫のスペースが必要になるんです」。
うん。店を開く前にこういう事が分かるのいいよね。
カラニックさんやはり、フードデリバリーが盛んな中国を狙って、最近中国のクラウドキッチンの企業買収にかかっているようです。(中国はフードデリバリー売上が世界最大)
ちなみにクラウドキッチン市場はアメリカだけでなく、世界でこの市場のスタートアップ出始めています。
企業名:Keatz https://keatz.com/
住所 :ドイツベリン
調達額:23億円
企業名:パンダセレクト http://www.food-union.net/
住所 :中国北京
調達額:55億円
日本も今じわりじわりと進んできてますね
企業名:株式会社SENTOEN (Kitchen BASE運営)
住所 :中目黒エリア
企業名:LEAPBRAIN株式会社 (くくぴー運営)
住所 :八重洲
ここの企業も遊休資産を使うって意味では似たビジネスだと思うしいいサービスだと思う。
企業名:ノンピ (https://www.nonpi.com/)
住所 :港区
ざっくり内容:社員食堂持ってる企業から、使ってない時間を借りて、料理作って売る。
社員食堂の受託を安く受けるけど、昼だけじゃなく他の時間も調理させてね。
っていうて契約してその時間に作った調理を、他の会社のランチとして提供するって事だ。
ざっくり感想
ITを運用するだけじゃなく、余ってる遊休資産をシェアする概念はまだまだ未開拓だと思う。シェアリングエコノミーはAirBnbしかり障壁が多い業界だけど
日本っていう狭ーい土地だからこそ必要なサービスだと思うので頑張ってほしい。
あとは、食品を扱うって事は安全管理、品質管理がつきまとうはず。
このハードルをどうやって乗り越えてるのか、オペレーションはかなり難しいはずだから実際に海外に行ってみてきたい!